July 27, 2018 / 3:09 PM / 18 days ago

ロシア中銀、金利据え置き 年内は利下げないと示唆

[モスクワ 27日 ロイター] - ロシア中央銀行は27日、主要政策金利を7.25%に据え置くことを決定した。インフレ高進のリスクを指摘し、年内は利下げは実施しない公算が大きいことを示した。

金利据え置きは3回連続。ロイターがまとめたアナリスト調査でも据え置きが予想されていた。

中銀は声明で「税制措置がインフレ期待にどの程度大きな影響を及ぼすのか、また対外情勢がどのように進展するのか、先行き不透明感が高い」と指摘。金利据え置きを決定するにあたり、付加価値税(VAT)率が来年に18%から20%に引き上げられることを考慮に入れたと説明した。中銀は税率引き上げで今年すでに上向いているインフレ率が一段と上昇する可能性があるとの見方を示している。

ロシアのインフレ率は6月は2.3%だったが、中銀は年末までには3.5─4.0%に上昇し、来年には中銀が目標とする4%を超えると予想。中銀は「金融政策のスタンスは2019年は中立的になる公算が大きい」とした。

ロシア中銀の今後の動きについて、モルガン・スタンレーは「少なくとも19年第2・四半期まで金利を据え置く」と予想。ただ一部アナリストの間では、付加価値税率の引き上げによる物価押し上げ効果が予想ほど大きくなかった場合、中銀は早い段階で利下げを検討する可能性があるとの見方も出ている。

ロシアン・ダイレクト・インベストメントファンドの首席エコノミスト、ドミートリー・ポレボイ氏は「インフレ率が今年第4・四半期から来年下半期にかけて持続的に4%を下回り、18─19年の経済成長率が中銀の基調的シナリオの1.5─2.0%を下振れた場合、利下げは予想より早い時期に実施される可能性がある」と指摘。

このほか、調査会社のキャピタル・エコノミックのアナリストは、主要政策金利は19年下半期にかけて6.50%に引き下げられ、20年には6.00%に引き下げられるとの見方を示している。

ロシア中銀の次回の政策決定会合は9月14日。会合後にナビウリナ総裁が記者会見を行う。

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