for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

南ア大統領、財務相人事に富豪一家が関与との観測否定

[ケープタウン 17日 ロイター] - 南アフリカのズマ大統領は17日、ネネ財務相を昨年12月に突然更迭するなど人事が混乱したのは、著名な富豪の一家が背後にいると示唆されたことについて、これを否定した。

辞任要求にさらされるズマ大統領は、議会での質問を回避しようとしたが、混乱の引き金となった財務相更迭について説明しなかったことで、野党から厳しい批判を浴びた。

わずか5日間に2回も財務相を交代させたドタバタ人事は、同国の経済運営への不信感を高めることになった。大統領はネネ氏更迭後、ほとんど無名の国会議員デービッド・バンルーエン氏を後任に起用したが、市場に不安が広がったことなどから、一転して財務相経験者のゴーダン協調統治・伝統業務相を指名した。

しかし今週16日、ジョナス副財務相が、メディアから鉱山経営まで幅広い事業を手がけるグプタ家から、ネネ氏更迭の前に財務相ポストを打診されたが直ちに断った、と述べたことで騒動が再燃した。ズマ大統領と近い関係にあるグプタ家は、政府のポストを誰かに打診したことはないと否定した。

大統領は議会で、自分はこの疑惑について質問される立場にはないと主張した。これに対し、最大野党・民主同盟のマイマネ党首は、ネネ氏がなぜ更迭されたのかという質問に答えなかったとして大統領の辞任を要求した。さらにマイマネ氏は与党・アフリカ民族会議(ANC)に対する批判を展開し、議長から退場を命じられる事態となった。

マイマネ氏は「ANCが何としてもズマ氏を守ろうとしている証拠だ」と指摘した。

ズマ大統領はこれまで、グプタ家との関係は公明正大だと述べてきたが、ここ数年はさまざまな疑惑が持ち上がっている。

ANCのマンタシェ事務局長はロイターに対し、ズマ氏の退陣については協議していないとする一方で、「彼は(手出しができない)聖域ではない」と語った。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up