June 30, 2020 / 2:56 PM / 2 days ago

南アGDP、第1四半期は前期比2.0%減 鉱業の落ち込み大

[プレトリア 30日 ロイター] - 南アフリカ統計局が30日発表した第1・四半期国内総生産(GDP)は、季節調整済みの年率換算で前期比2.0%減と、景気後退(リセッション)が悪化した。3四半期連続のマイナス成長だった。第1・四半期は鉱業や製造業の落ち込みが目立った。市場予想は3.8%減だった。

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が3月に南アフリカを襲った前から同国経済は低迷していた。2019年第4・四半期GDPは1.4%減だった。

スタンダード・チャータードの首席エコノミスト(アフリカ・中東担当)、ラジア・カーン氏は「市場が不安視していたほどの落ち込みからは程遠いが、楽観視できる材料はほとんどない」と述べた。「前年比の落ち込みは控えめで、農業がプラス成長に戻ったことはいくぶんの下支え要因だった。ただほかの部門やGDPの支出の内訳を見ると懸念材料はたくさんある」と指摘した。

内訳は、鉱業が前期比21.5%減、製造業が8.5%減だった。

全体のGDPの前年同期比は0.1%減。19年第4・四半期は0.5%減少していた。

3月下旬から導入された厳しい封鎖措置は一部緩和されている。鉱業や製造業、小売業などの主要部門は事業を再開することが許された。だが経済見通しは暗いままだ。

南ア財務省は20年のGDPが7.2%減になると予測している。

支出は前期比2.3%減。昨年第4・四半期は1.2%減少していた。

家計支出と政府支出は0.7%と1.1%それぞれ増えた一方、総固定資本形成は20.5%減少した。

カーン氏は「個人消費は一時的に復活の兆しが見られたが、それ以降、新型コロナの危機と失業者の増加で完全に相殺されつつある」と述べる。「新型コロナの封鎖措置以前から失業率が30%を超えていた中で、経済がさらに悪化した状況がどのようなものなのか想像しにくい」と語った。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below