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南ア中銀、6.25%に予想外の利下げ インフレ予想引き下げ

[プレトリア 16日 ロイター] - 南アフリカ準備銀行(中央銀行)は16日、主要政策金利であるレポレートを予想外に25ベーシスポイント(bp)引き下げ、6.25%にすることを決定した。

利下げは昨年7月以来で、全会一致で決定された。

通貨ランドZAR=D3は決定発表後に一時弱含んだが、その後は前日比横ばいで推移した。

ロイターのアナリスト調査では、2月の予算演説や3月のムーディーズによる格付け見直しを控えていることから、大半が据え置きを予想していた。

ハニャホ中銀総裁は会見で、「インフレ予想の低下やリスク特性の拡大で、経済に一段の緩和政策を加える幾分の余地ができた」と説明した。

中銀は今年と来年の経済成長率予測をそれぞれ1.2%、1.6%に下方修正。国内経済は「弱く」「ぜい弱だ」とし、短期的には電力供給の不足で経済活動の低迷が続く可能性が高いとの見方を示した。

中銀はインフレ率を目標レンジ(3─6%)の中央値近辺に維持しようとしているが、経済成長の低迷を背景にこの一年は弱さが続いている。

中銀は今年のインフレ予想を4.7%に引き下げた。11月会合時点では5.1%だった。また、来年のインフレ率予想も4.7%から4.6%に下方修正した。

リーガル・アンド・ジェネラル・インベストメント・マネジメントのグローバル新興国市場エコノミスト、マグダレナ・ポラン氏は「今回の利下げは評価できるが、1回や2回の利下げで南ア経済の見通しが大きく変わるわけではない」と指摘。一部アナリストの間では、今回の利下げが成長率押し上げにどの程度寄与するのか疑問が出ている。  

*内容を追加しました。

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