[ヨハネスブルク 17日 ロイター] - 南アのゴーダン財務相は17日、自身の逮捕が近いとの新聞報道は財務省に対する攻撃であり「非常に悩ましい」とコメントするとともに、経済成長実現のため財務省を擁護するよう求めた。
検察は、国税庁長官時代にゴーダン氏がスパイ部門設立に関与したかどうかについて捜査を開始。同国のサンデー・タイムズ紙は、情報源を特定せず、ゴーダン財務相が逮捕に直面していると報じた。
財務相は声明を発表し「近いか否かにかかわらず、私の逮捕にかかわる最近の報道は、私と家族にとって非常な困難をもたらしている」と述べた。 さらに「まったく無実なことに対して捜査を受けており、起訴される可能性があるなどということは信じがたい。検察の質問には回答したが、その後連絡はなく、週末の報道を見るまで起訴や追加捜査について知らなかった」と述べた。 財務相は、間違ったことをしたおぼえはなく、一連の捜査は自分と財務省の信頼失墜を狙った策略と反論している。
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