September 20, 2018 / 5:51 PM / 3 months ago

南ア中銀が金利据え置き、僅差で決定 総裁はタカ派姿勢強める

[プレトリア 20日 ロイター] - 南アフリカ準備銀行(中央銀行)は20日、主要政策金利であるレポレートを6.5%に据え置いた。金融政策委員会の4人が据え置きに賛成した一方、3人が利上げを主張し、据え置きは僅差で決まった。

こうした中、クガニャゴ中銀総裁は会合後の記者会見で一段とタカ派的な姿勢を表明。「インフレ見通しへのリスクは引き続き表面化した」とし、通貨ランド安や世界的な原油高などを背景にインフレ見通しは悪化したとの認識を示した。

トルコとロシアの中央銀行が最近、主要政策金利を引き上げたことから、南ア準備銀行の動向が注目されていた。

政策委員会は今回、第2・四半期に景気後退局面入りしたことを示す統計と、ランドが7月の前回会合から6%超値を下げたことによる物価上昇のリスクを天秤に掛ける必要があった。

ラマポーザ大統領は景気立て直しを図っており、利上げが実施されていれば、10年間にわたり低迷が続いた経済にさらなる打撃になっていたとみられる。

中銀は今年の成長見通しを7月時点の1.2%から0.7%に引き下げた。クガニャゴ総裁は金融政策による短期的な経済の押し上げ余地はほとんどないとした上で「経済が直面している課題は実際、主に構造的な要素であり、金融政策だけで対処できるものではないとの見解を維持している」と述べた。

また、中銀の経済モデルによれば、足元のランド相場は過小評価されており、「世界的な金融状況の逼迫や新興市場に対する投資家心理の変化が引き続きランドを巡る主要な外部リスクになっている」と指摘。ランドを含め新興国通貨は振れの大きい状態が継続するとの見方を示した。

金利据え置き決定を受け、ランドはほぼ変わらず推移。ロイターが調査した26人のエコノミストのうち25人が金利据え置きを予想していた。

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