[ヨハネスブルグ 6日 ロイター] - 南アフリカのラマポーザ大統領は6日、内閣改造人事を発表した。同国史上最悪の電力危機の解消に向けて、新設ポストの電力相を任命したほか、副大統領などを指名した。
与党のアフリカ民族会議(ANC)は昨年12月の党首選でラマポーザ氏を再任。ラマポーザ大統領が2024年の選挙で2期目を目指す道が開けたことから、内閣改造は広く予想されていた。
ラマポーザ大統領は、国民へのテレビ演説で、新たに創設された電力相にクゴシエント・ラモクゴパ氏を選んだと発表した。ラモクゴパ氏は直近では、インフラ投資の促進を指揮していた。
また、先週辞任したデービッド・マブーザ氏の後任として、ANCのナンバーツーであるポール・マーシャル氏を副大統領に任命。予想通りの人事となった。
ラマポーザ大統領の主要な側近とされる、ゴドングワナ財務相やマンタシェ鉱物資源・エネルギー相、ゴーダン公共企業相らは留任した。
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