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南アの財政赤字、予想より速いペースで縮小=S&P

[ヨハネスブルク 3日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバル・レーティングは3日、南アフリカの財政赤字について、当初の予想よりもやや速いペースで縮小しているとの見解を示した。その上で、新型コロナウイルスワクチンの接種の遅れや構造改革が、引き続き景気回復の妨げになると指摘した。

南ア財務省は2月、国内総生産(GDP)に対する財政赤字の比率について、2020/21年度(21年3月まで)は14%、21/22年度は9.3%になるとの見通しを示した。債務の対GDP比率はそれぞれ81.9%、85.1%になる見込みとした。

S&Pは自社予想を修正し、財政赤字の対GDP比率は20/21年度に11.2%、21/22年度に8.9%になる見通しとした。債務の対GDP比率は21年に80.9%を見込む。

20年終盤から21年にかけてコモディティー(商品)の国際価格が上昇し、プラチナや銅、石炭、金の輸出国である南アは貿易黒字が大幅に拡大し、税収が増加した。

S&Pは南アのGDPについて21年に3.6%増加すると予想しいるが、新型コロナワクチン接種の遅れが成長を妨げる可能性があると警告している。

同社は5月、南アのソブリン格付けを「BBマイナス」に据え置き、格付け見通しを引き続き「安定的」とした。

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