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南アフリカ、深刻な景気縮小で債務削減遅れる恐れ=ムーディーズ

 大手格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは10日、南アフリカについて、記録的な経済縮小が税収に及ぼす影響を理由に、高水準の公的債務の削減はなかなか進まないだろうと指摘した。写真はニューヨークで撮影(2020年 ロイター/Mike Segar)

[ヨハネスブルク 10日 ロイター] - 大手格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは10日、南アフリカについて、記録的な経済縮小が税収に及ぼす影響を理由に、高水準の公的債務の削減はなかなか進まないだろうと指摘した。

第2・四半期の国内総生産(GDP)は、季節調整済みの年率換算で前期比51.0%減。新型コロナウイルス感染抑制で厳しいロックダウン(都市封鎖)を実施したことが影響した。

ムーディーズ、S&P、フィッチの3大格付け会社はすでに南アフリカの債務を投機的(ジャンク)に格付けしている。

ムーディーズは声明で「通年成長率予想の大幅な下振れはすでに織り込んでいるが、景気悪化は政府の財政、とりわけ歳入確保能力を巡る問題を深刻化させるとみられる」と述べた。

さらに景気悪化は、不良債権の増加、貸倒引当コストの上昇、資本バッファーの低下などの形で商業銀行にも打撃を与えると指摘した。

「収益力への圧力が年内は続き、2021年になると徐々に弱まるとみられる。とは言え、国と違い銀行は堅実な状態でこの危機に直面した」と述べた。

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