[22日 ロイター] - アクティビスト(物言う株主)として知られる米ファンドのエリオット・マネジメントは米顧客管理クラウドソフト大手のセールスフォースに数十億ドル規模の出資を行った。事情に詳しい関係者が明らかにした。
エリオットがセールスフォースにどのような改革を求めているかは不明。
エリオットのマネジングパートナー、ジェシー・コーン氏は「セールスフォースの地位にふさわしい価値の実現に向け、建設的に協力することを楽しみにしている」とロイターに述べた。
同氏はまた、セールスフォースは「世界でも傑出したソフトウエア企業の一つ」とし、共同創業者であるマーク・ベニオフ共同最高経営責任者(CEO)に深い敬意を抱いていると語った。ブレット・テイラー共同CEOは今月退任し、ベニオフ氏が単独のCEOとなる。
セールスフォースは今月上旬、従業員を10%削減し、一部オフィスを閉鎖すると発表している。
*カテゴリーを追加して再送します。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」