July 4, 2018 / 3:07 AM / 14 days ago

サムスン電子、第2四半期は小幅な5.7%営業増益に=アナリスト

[ソウル 4日 ロイター] - 韓国のサムスン電子(005930.KS)が6日に公表する第2・四半期決算見通しは、1年以上ぶりの小幅な営業増益となりそうだ。スマートフォン(スマホ)の旗艦機「ギャラクシー」のさえない販売が、好調な半導体事業に影を落とすとみられている。

 7月4日、韓国のサムスン電子が6日に公表する第2・四半期決算見通しは、1年以上ぶりの小幅な営業増益となりそうだ。写真は同社のロゴ。バルセロナで2月撮影(2018年 ロイター/Yves Herman)

トムソン・ロイターがまとめたアナリスト調査によると、営業利益は14兆9000億ウォン(133億ドル)と前年同期比5.7%増加する見通し。過去最高を記録した前期の15兆6000億ウォンは下回る水準。

第2・四半期のスマホ販売は減少が見込まれている。小米科技(シャオミ)(1810.HK)など中国勢の比較的安価なモデルに消費者が流れる中、サムスン電子のスマホ販売は第1・四半期に2%超減少した。

HIインベストメント・アンド・セキュリティーズのアナリストは「サムスンの携帯電話に搭載されている機能は顧客に支出を促すほど魅力的ではない」と指摘した。

3月半ばに発売された最新モデル「ギャラクシーS9」はソフトウエアに関する優れた機能を多く搭載しているが、技術面で大きな変更はなかった。アナリストは「S9」の発売年の販売台数が、17年に発売された前機種「S8」シリーズの初年販売台数を下回るとみている。

カウンターポイントのアナリストは、同業他社がオンライン販売を利用してハイエンドのスマホを低価格で提供する中、サムスンは従来の流通手段に依存していると指摘した。

一部の投資家は近く発表される折りたたみ式有機EL(OLED)ディスプレーのギャラクシーノートが、勢いを取り戻すのに十分革新的かどうか疑問視している。

HDCアセット・マネジメントのファンドマネジャーは「サムスンはパラダイムを転換させる何かを示す必要がある」と指摘。「中国勢が技術やアイデアですでに追い付いており、市場専門家は現在スマホ事業に高い期待を寄せていない」と語った。

調査会社ストラテジー・アナリティクスのデータによると、世界最大のスマホ市場である中国でのサムスンの第1・四半期のシェアはわずか1.3%。これに対し、華為技術(ファーウェイ)は22.5%だった。

インドでも昨年、シャオミがサムスンに代わってシェアトップとなった。

サムスンのモバイル事業の厳しい状況は、営業利益の約4分の3、売上高の3分の1を占める半導体事業の好調に影を落とす。

アナリストは、半導体事業の営業利益については前年同期比約50%増加して過去最高の12兆5000億ウォンになると予想している。サーバーやゲーミング・パソコン(PC)、仮想通貨マイニング用端末のストリーミングデータ処理に、より高い能力が求められていることが背景。

*内容を追加しました。

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