October 5, 2018 / 12:52 AM / 2 months ago

サムスン電子、第3四半期の営業利益は過去最高額を予想

[ソウル 5日 ロイター] - 韓国のサムスン電子(005930.KS)は5日、第3・四半期決算の営業利益が過去最高額となるとの見通しを示した。データセンターへの需要増や歩留まり改善が背景。

 10月5日、韓国のサムスン電子は、第3・四半期決算の営業利益が過去最高額となるとの見通しを示した。データセンターへの需要増や歩留まり改善が背景。写真はサムスン電子のロゴ。2月にバルセロナで撮影(2018年 ロイター/Yves Herman)

四半期報告書によると、サムスン電子は同四半期の営業利益を前年同期比20.4%増の17兆5000億ウォン(155億ドル)と予想。リフィニティブのまとめたアナリスト15人の調査では、予想平均は17兆2000億ウォンだった。

売上高は4.8%増加となる見通し。

ただ、需要の大幅増加を受けた需給ひっ迫による2年間の「スーパーサイクル」は終えんを迎えそうだ。一部種類のチップの価格はすでに大幅に下落し始めている。アナリストは第3・四半期に同社の業績がピークを迎えたとの見方を示している。

チップはサムスンの営業利益の80%近くを占めている。これまで、クラウドコンピューティング向けデータセンターの急増を背景にDRAMチップ価格が上昇し、同社は恩恵を受けてきた。ただ、より長期のデータ保存に使われるNANDチップは供給増を受けて需要が低下し値下がりし、DRAM価格も下落が見込まれている。

未来アセット大宇証券のシニアアナリスト、ウィリアム・パーク氏は「業績はピークを迎えたようだ。DRAM価格は大幅ではないものの下落し、マージンに悪影響を与える」との見方を示した。

HI投資証券のシニアアナリスト、Song Myung-sup氏は、第4・四半期のDRAM価格は前四半期比約5%、NANDチップの価格は10%それぞれ下落すると予想した。

リフィニティブのデータによると、サムスン電子の第4・四半期営業利益は12%増加する見通し。しかし2019年上半期はわずかな増益にとどまり、下半期は小幅な減益が見込まれている。

チップ価格下落への懸念を背景に、サムスンの株価は今年に入り12%下落している。

今回の見通しでは部門別の業績は示されなかったが、アナリストは、今後2四半期はモバイル部門は増益をもたらすのに苦戦するとの見方を示した。高級スマートフォン向けマーケティングのコスト高や、割安な中国製モデルとの競争を理由に挙げた。

BNK証券のアナリスト、Park Sung-soon氏は「モバイル部門は引き続き見劣りするだろう。今後投入される折りたたみ可能な携帯電話は、イノベーションの面で象徴的な存在となるもので、売り上げの面では大きな意味を持たない」との考えを示した。

サムスン電子は10月下旬に決算の詳細を発表する。

*見出しを修正しました。

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