March 26, 2019 / 1:32 AM / 3 months ago

サムスン電子、第1四半期利益は市場予想を下振れると見込む

[ソウル 26日 ロイター] - 韓国のサムスン電子(005930.KS)は26日、第1・四半期の利益は市場予想に対して下振れるとの見通しを示した。メモリーチップの価格下落が加速していることを理由に挙げた。

 3月26日、韓国のサムスン電子は、第1・四半期の利益は市場予想に対して下振れるとの見通しを示した。写真はサムスンのロゴ。ニューデリーで昨年7月に撮影(2019年 ロイター/Adnan Abidi)

同社が正式な業績見通しの公表を前にコメントを出すのは異例。サムスンは当局に提出した文書で、半導体チップへの需要が弱く、ディスプレーパネル需要も鈍化していると指摘した。

「メモリーチップの主要製品の価格の下落幅は予想より大きいと見込む」としている。

同社は来月初旬に第1・四半期の業績見通しを公表するとみられる。

シンヨン証券のアナリストは、「メモリーチップ在庫の増加とアップルのiPhone向けの販売不振を背景とするディスプレーパネル事業の弱さがサムスンの収益悪化を引き起こしている」と分析した。

サムスン電子は先週の年次株主総会で、世界貿易摩擦、経済成長減速、データセンター企業からのメモリーチップ需要の鈍化を受け、今年は厳しい一年になるとの見解を示していた。[nL3N21712L]

リフィニティブ・スマートエスティメートによると、同社の第1・四半期の営業利益は7兆2000億ウォン(64億ドル)と、前年同期の15兆6000億ウォンから急減すると予想されている。

売上高も53兆7000億ウォンと、前年同期の60兆6000億ウォンを下回る見通し。

トレンドフォース傘下のDRAMeXchangeによると、DRAM (記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)価格は第1・四半期に平均で20%以上下落した。

DRAMeXchangeは25日、「DRAMのサプライヤーは、在庫を大幅に圧縮するため、全体として、今後も大幅な値下げを通じて販売を刺激するだろう」との見方を示した。

サムスンは先に、上半期は厳しいが、下半期にメモリー製品の販売が回復するとの見通しを示している。

0144GMT(日本時間午前10時44分)現在、サムスン電子株は0.9%安。

サムスン電子株を保有するHDCアセット・マネジメントのファンドマネジャー、Park Jung-hoon氏は「サムスンは、投資家に心の準備をさせるため、今回の発表に至ったのだろう。来週発表する第1・四半期の業績予想がサプライズとならないよう配慮したのだろう」とした上で「株価には第1・四半期に対する懸念が織り込まれており、大きな反応はない」と述べた。

*内容を追加しました。

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