January 9, 2018 / 12:57 AM / 12 days ago

サムスン電子、第4四半期営業利益は過去最高へ 市場予想に届かず

[ソウル 9日 ロイター] - 韓国のサムスン電子(005930.KS)は9日、2017年第4・四半期の営業利益が前年同期比64%増の15兆1000億ウォン(141億ドル)となり、過去最高を記録するとの見通しを明らかにした。

ただ、同社の見通しはトムソン・ロイターがまとめたアナリスト17人の予想平均の15兆9000億ウォンには届かなかった。ウォン高と年末賞与が利益を圧迫したとみられる。

サムスンの見通しに基づくと、2017年の営業利益は53兆6000億ウォンと、前年の29兆2000億ウォンから大幅に増え、通年でも過去最高を記録するとみられる。DRAMチップ価格が堅調に推移し、利幅の拡大が続いたことが背景にある。

サムスン電子によると、第4・四半期の売上高は前年同期比24%増の66兆ウォンの見通し。アナリスト予想平均は66兆8000億ウォン。

サムスン電子は1月末に第4・四半期決算の詳細を発表する。

決算速報値の発表を受け、株価は一時2%下落。メモリーチップ、スマートフォン(スマホ)両事業の見通しに関する懸念が重しとなった。

HI投資証券のアナリストは「為替要因と賞与が市場予想に届かなかった主な理由のようだが、スマホ出荷台数も予想を下回ったとみられる」と指摘。米アップル(AAPL.O)や中国の競合社の売上高もそれほど強くなかったため、「携帯端末需要は全体的に振るわなかったようだ」とみている。

2人のアナリストは、ウォン高とメモリー事業部の年末賞与が第4・四半期利益をそれぞれ、約4000億ウォンと4000億─5000億ウォン押し下げたと分析した。

    一方、アナリストらによると、DRAM価格の上昇とデータセンター向けメモリーの需要拡大がNAND型フラッシュメモリーの価格下落やウォン高の悪影響を相殺し、第4・四半期の業績をけん引した。

    ただ、18年の半導体市場の見通しについては見方が分かれている。NANDの需要サイクルは下降局面に入っており、DRAMの需給も今年中に緩むとの見方が一部である。ただ、米グーグル(GOOGL.O)やアマゾン(AMZN.O)、フェイスブック(FB.O)がクラウドサービスのデータセンターを拡張する中、DRAM供給は今年いっぱい引き締まった状態が続くとの予想もある。

    スマホやその他の携帯端末についてアナリストらは、第4・四半期利益の約17%を占めたと予想。欧州やアジアなどの市場で中国の競合社との競争に直面しているため、今後の見通しは不透明だ。

    *内容を追加しました。

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