[ワシントン 9日 ロイター] - 米大統領選の民主党候補指名争いで、サンダース上院議員は9日、共和党の候補指名を確実にしたドナルド・トランプ氏打倒に向けて、ライバルのクリントン前国務長官と協力する方針を示したが、来週14日の首都ワシントンでの予備選まで戦う意向を表明した。
クリントン氏は今週、候補指名に必要な代議員数を獲得、女性で初めて主要政党の候補指名を確実にした。
民主党内でサンダース氏に対する撤退圧力が高まる中、サンダース氏はこの日、ホワイトハウスでオバマ米大統領と会談したが、最後の予備選まで戦う意向を示した。
サンダース氏はクリントン氏に祝意を伝えたとし、今後会談するのを楽しみにしていると述べた。またオバマ大統領に対し、予備選期間中、どちらへの支持も表明しなかったことに感謝の意を示した。
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