November 5, 2019 / 4:09 PM / in 6 days

サウジアラムコ、12月に国内上場 海外公開は1年間制限=関係筋

[ドバイ/リヤド 5日 ロイター] - サウジアラビア政府は、12月11日に国営石油会社サウジアラムコの国内上場を計画している。事情に詳しい関係者3人が明らかにした。ただ、株式売却制限により、少なくとも1年間は海外での新規株式公開(IPO)は実施されない見込みという。

サウジアラビア政府は12月11日に国営石油会社サウジアラムコの国内上場を計画している。事情に詳しい関係者3人が明らかにした。アブカイクで10月撮影(2019年 ロイター/Maxim Shemetov)

関係者によると、国内で公開される株式は2%で、最終的な公開価格は12月5日に決定する。

国内上場後はアラムコ株式の売却が1年間制限される見通しで、海外のIPOは2020年中に実施されない可能性があるとした。

アラムコは3日、IPOのプロセスを開始し、国内のサウジアラビア証券取引所(タダウル)に上場すると発表。ただ、公開する株式数やプライシング、上場日などの詳細にはほとんど言及しなかった。

関係筋によると、投資家向け説明会(ロードショー)は11月18日から開始する。

銀行関係者がサウジ政府に伝えたところによると、アラムコの評価額は約1兆5000億ドルになる見込みで、ムハンマド皇太子が約4年前に初めてアラムコのIPO計画を打ち出した際に目指すとしていた2兆ドルを下回るとみられる。

アラムコの企業価値が2兆ドルとなれば、時価総額が約1兆ドルで世界最大の米マイクロソフトMSFT.Nを抜くほか、石油メジャーで時価総額が最大のエクソンモービル(XOM.N)の7倍となる。

関係筋は以前、ロイターの取材に対して、国内市場で公開される株式は1─2%で、調達額は200億─400億ドルになりそうだと述べていた。

中国の電子商取引大手アリババ・グループ(BABA.N)が2014年のIPOで調達した史上最高額の250億ドルを上回る可能性がある。

*内容を追加しました。

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