August 12, 2019 / 11:53 PM / 5 days ago

サウジアラムコ、印石油大手に20%出資計画 上期は12%減益

[ドバイ/ムンバイ 12日 ロイター] - サウジアラビア国営石油会社のサウジアラムコは12日、インドの大手財閥リライアンス・インダストリーズの石油・化学関連事業への出資を計画している。原油価格の低迷で収益が落ち込む中、石油部門の多角化を目指す。

また、同社の上期決算は、原油安により12%の減益となった。

リライアンスは12日、アラムコから20%の出資を受けることで基本合意したと明らかにした。同社幹部は、今後詳細を詰めるが、出資額は約150億ドルになると述べた。

アラムコ幹部は、リライアンスとの基本合意書に署名したしたことを確認したが、協議は非常に初期の段階にあると説明した。

アラムコはこれまで、中国や日本、韓国、米国などの石油精製事業や備蓄施設に出資しているが、燃料や石油化学製品需要が急速に伸びているインドへの出資はさほど行っていない。

出資によりアラムコは1日あたり50万バレルの原油をリライアンスに供給することになる。これは、リライアンスが現在購入している原油の倍以上。

外資によるリライアンスへの出資では過去最大。インドへの外資投資としても過去最大級となる。

<上期は12%減益>

アラムコの上期の純利益は469億ドルで、前年同期の530億ドルから減少した。ただ、アップルの同期の利益315億ドルや、米競合のエクソンモービルの約55億ドル、ロイヤル・ダッチ・シェルの88億ドルを大きく上回っている。

上期に原油の平均価格が1バレル=66ドルと、前年同期の69ドルから下落したことや、生産コストの拡大などが減益の主要因だった。

アミン・ナセル最高経営責任者(CEO)は、上期の原油価格は下落したが、着実な事業実績やコスト管理、財務規律に支えられ、引き続き底堅い収益とキャッシュフローの確保が可能だと説明した。

同社は、新規株式公開(IPO)に向けて今年から決算を公表し、国際資本市場での社債発行による資金調達も始めている。

昨年棚上げされたIPOは、2020─21年までに準備を開始する見通し。

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