for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

サウジ、財政赤字が第3四半期に大幅拡大 油価低迷や減産響く

 11月6日、サウジアラビア財務省が発表した第3・四半期の財政収支は321億リヤル(85億6000万ドル)の赤字で、赤字幅が前年同期の73億リヤルから大幅に拡大した。写真は国営石油会社サウジアラムコの新規株式公開発表の様子。11月3日、リヤドで撮影(2019年 ロイター/Hamad I Mohammed)

[ドバイ 6日 ロイター] - サウジアラビア財務省が発表した第3・四半期の財政収支は321億リヤル(85億6000万ドル)の赤字で、赤字幅が前年同期の73億リヤルから大幅に拡大した。原油価格の低迷と石油輸出国機構(OEPC)主導の減産が財政を圧迫した。ただ、赤字幅は前期よりは抑制された。

石油収入は前期比24.6%減の1318億リヤル。石油収入は9月のサウジ石油施設攻撃後に落ち込んだ。ただし財務相は当時、攻撃による歳入への影響はないと述べていた。

アブダビ商業銀行の首席エコノミスト、モニカ・マリク氏も、9月半ばの石油施設攻撃が第3・四半期の財政収支に与えた影響は比較的限られたと指摘。一方で、油価の低迷やOPECの計画減産が歳入が落ち込む要因になったと分析した。

歳出は2394億リヤルと前期比で18%減少し、歳入減の一部を相殺した。非石油収入は12.2%減の754億リヤルだった。

1─9月の財政収支は378億リヤルの赤字だった。

ジャドアーン財務相は先週、原油安を背景とした歳入の落ち込みで、2020年の財政赤字が1870億リヤルに拡大し、国内総生産(GDP)比で6.5%に達するとの見通しを示していた。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up