September 5, 2019 / 2:09 AM / 14 days ago

サウジ、経済成長予想の下方修正必至か 原油の減産と価格安で

 9月4日、サウジアラビアは今年の経済見通しについて、エコノミストの間ではマイナス成長になるとの見方も出ている。写真はラアス・タンヌーラにある国営石油会社サウジアラムコの製油所。5月21日撮影(2019年 ロイター/Ahmed Jadallah)

[ドバイ/リヤド 4日 ロイター] - サウジアラビアは原油の減産と価格下落の影響で経済成長見通しの下方修正が必要になるかもしれない。エコノミストの間では、今年はマイナス成長になるとの見方も出ている。

サウジアラビア中央銀行の今年の経済成長率予測は最低でも2%のプラス。しかしエコノミストらは今、良くても小幅なプラス成長か、あるいは若干のマイナス成長を見込んでいる。

キャピタル・エコノミクスのチーフ新興国市場エコノミスト、ウィリアム・ジャクソン氏は足元の景気低迷について「石油減産の影響が大きい」と指摘。これが国内総生産(GDP)を強く圧迫すると見込んだ。同社は今年の成長率を0.3%と予想している。

アブダビ商業銀行のエコノミスト、モニカ・マリク氏はマイナス0.2%と予想。同行は今年2月時点では0.9%のプラス成長を見込んでいた。

サウジアラビアは最近、石油輸出国機構(OPEC)主導の減産目標より踏み込んで生産量を削減している。しかし、石油需要の鈍化懸念や世界経済の減速は原油相場を圧迫し続け、特に米中通商紛争の激化がこうした状況を強めている。

リヤドのあるエコノミストは「世界的な景気減速に入りつつあることを示す指標が出ていることを考えれば、1カ月より前に作成した予想はすべて修正される必要がある」と指摘。「こうした状況を踏まえ、サウジは見通しを引き下げなければならなくなるだろう。原油価格が55ドルに下がってその水準で推移するか、世界的な景気後退シナリオや貿易戦争のもとで50ドルを下回るようなら、なおさらだ」と話した。

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