June 19, 2019 / 3:26 PM / in 4 months

サウジ記者殺害、皇太子関与に「信頼性ある証拠」=国連報告者

6月19日、サウジアラビア人記者のジャマル・カショギ氏が殺害された事件で、独立調査に当たった国連の特別報告者はサウジのムハンマド皇太子(写真)などを捜査するべきとの見解を示した。ブエノスアイレスで昨年11月撮影(2019年 ロイター/Sergio Moraes)

[ジュネーブ 19日 ロイター] - トルコのサウジ総領事館内でサウジアラビア人記者のジャマル・カショギ氏が昨年殺害された事件で、独立調査に当たった国連の特別報告者は19日、サウジのムハンマド皇太子やサウジ高官を捜査するべきとの見解を示した。皇太子らが事件に関与したことを示す信頼できる証拠があるとした。

事件を受けサウジは各国から批判を浴び、それまで西欧諸国で高く評価されていた皇太子のイメージが悪化した。

国連のカラマール特別報告者は殺害が国際的な犯罪だとし、普遍的管轄権の原則の下で真相を究明するように呼び掛けた。個人の責任が証明できた場合は逮捕すべきだと主張した。

また、皇太子に責任がないと証明できるまでは対サウジ制裁の対象を皇太子とその海外資産に拡大すべきだと述べた。

皇太子に批判的だったカショギ氏は昨年10月2日、自身の結婚式に関連する文書を得るためにトルコのイスタンブールのサウジ総領事館に入った後、殺害された。遺体は切断後に領事館外に運び出された。

サウジの検察官は昨年11月、11人の容疑者を起訴した。そのうち5人は、殺害の指示や実行で死刑判決となる可能性がある。カラマール氏は、非公開審議に関する懸念や誤審の可能性に言及し、サウジでの裁判は停止するべきだと主張した。

米中央情報局(CIA)を含む一部の西欧諸国は、皇太子が殺害を指示したとみているが、サウジ政府は繰り返し否定してきた。

カラマール氏は犯罪や法律の専門家らと今年初めにトルコを訪問し、トルコ当局から証拠を入手したという。同氏は「調査を通して、皇太子に責任があることを示す十分な信頼性ある証拠が出てきた。さらなる捜査が必要だ」とし、国連事務総長に国際捜査の開始を求めた。

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