[ドバイ 25日 ロイター] - サウジアラビアの政府系ファンド、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)はイラクのさまざまな産業に投資する新たな部門を設立した。資本金は30億ドルで、サウジに本社を置く。新部門の最高経営責任者(CEO)代理が25日、明らかにした。
PIFは中東・北アフリカで新たな投資を模索する戦略を打ち出しており、ヨルダン、バーレーン、スーダン、オマーン、エジプトでも同様の部門を設立している。
PIFはこれらの部門がインフラ、不動産、鉱業、ヘルスケア、食品・農業、製造業、テクノロジーなどの分野で最大240億ドルの投資を目指すと昨年10月発表した。
サウジ・イラク投資会社のCEO代理、Muteb Alshathri氏はインフラ、鉱業、農業、不動産開発、金融サービスなどの分野に投資すると述べた。
サウジ・エジプト投資会社は昨年設立され、同年8月にエジプトの上場企業4社の少数株式13億ドル相当を取得した。
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