November 2, 2018 / 5:49 AM / 14 days ago

恐竜の一部、卵の化石に鳥類と同じ色素 斑点も

 11月1日、英科学誌ネイチャーに掲載された研究で、恐竜には卵が色付きだったり、まだら模様だった種類がいたことが分かった。欧州、アジア、南北アメリカ大陸で発見された12個の卵の化石を分析した結果、「マニラプトル類」の卵に鳥の有色卵と共通する2つの色素が見つかったという。画像は、卵から孵化したデイノニクスの赤ちゃんの想像図、イェール大学ジャスミナ・ウィーマン教授提供(2018年 Jasmina Wiemann/Yale Univeristy/Handout via REUTERS)

[ワシントン 1日 ロイター] - 英科学誌ネイチャーに掲載された研究で、恐竜には卵が色付きだったり、まだら模様だった種類がいたことが分かった。欧州、アジア、南北アメリカ大陸で発見された12個の卵の化石を分析した結果、「マニラプトル類」の卵に鳥の有色卵と共通する2つの色素が見つかったという。

マニラプトル類には、映画「ジュラシック・ワールド」で有名になった小型肉食恐竜のベロキラプトルや、羽毛が生え鳥類の祖先とみられる恐竜が含まれる。

今回の研究を主導した米イェール大学の古生物学者、ジャスミナ・ウィーマン教授は「有色卵は現代の鳥類の特性ではなく、その祖先である非鳥類型恐竜にもみられたことを発見した」と説明。「この研究で卵の色の進化に関する理解が根本的に変わり、本物の『ジュラシック・ワールド』に彩りが加わるだろう」と述べた。

たとえば、鋭いかぎ爪を持つ肉食恐竜のデイノニクスの卵は青色で、茶色い斑点があった。歯がなく鳥に似たオビラプトルの卵の色は濃い青だったという。

鳥類はジュラ紀に生息したマニラプトル類から進化したと考えられている。2本足で肉食の獣脚竜で、小型のものが多く、体はカラフルな羽毛に覆われていた。

卵に色が付いたことで、卵を食べようとする敵からカモフラージュできるようになったこともあり、恐竜はワニやカメのように地中へ掘って埋める必要がなくなったと研究者らは考えている。

分析対象となった他の恐竜の卵は白色であり、鳥類の卵の色はすべてマニラプトル類から受け継がれたものとみられる。

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