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カナダのバイキング遺跡木片、1021年切断と特定 新大陸発見前

 北欧のバイキングがコロンブスの大西洋横断よりはるか前に新世界に到達していた証拠とされるカナダ・ニューファンドランド島のランス・オ・メドー集落遺跡について、使用されていた木材が11世紀前半のものであることが分かった。写真は複製されたバイキング船。ニューファンドランド島で昨年7月に撮影(2021年 ロイター)

[20日 ロイター] - 北欧のバイキングがコロンブスの大西洋横断よりはるか前に新世界に到達していた証拠とされるカナダ・ニューファンドランド島のランス・オ・メドー集落遺跡について、使用されていた木材が11世紀前半のものであることが分かった。研究結果が20日、英科学誌ネイチャーに発表された。

オランダのフローニンゲン大学などの研究によると、太陽風によって木の年輪に残される放射性炭素を調べる新たな年代測定法により、この集落で使われた木材が1021年に伐採されたと判明した。

研究者によると、木材には金属製の刃の痕跡があることから、伐採したのが先住民ではないと分かるという。

バイキング時代は793─1066年とされている。1960年に発見されたランス・オ・メドー遺跡は11世紀のものとみられていたが、従来の放射性同位体による年代測定法では正確な年代が分からなかった。

研究を主導したフローニンゲン大のマイケル・ディー氏は、「大西洋を横断した最初の人類である北欧の人々には、多くの称賛が寄せられるべきだ」と述べた。

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