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人身売買関与の米自己啓発団体を支援、シーグラム相続人らを逮捕

 7月24日、米検察当局によると、酒造会社シーグラムの相続人であるクレア・ブロンフマン(写真)ら4人が、性目的の人身売買を行っていた自己啓発団体の組織運営を支援したとして逮捕された(2018年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米検察当局によると、酒造会社シーグラムの相続人であるクレア・ブロンフマンら4人が24日、性目的の人身売買を行っていた自己啓発団体の組織運営を支援したとして逮捕された。

この自己啓発団体「ネクセウム」を率いたキース・ラニエール被告は今年、性行為目的の人身売買の罪で起訴されている。

ネクセウムのナンシー・サルズマン代表と娘のローレン・サルズマン、およびメンバーのキャシー・ラッセルも、ブロンフマンとともに逮捕された。全員無実を主張している。

3月に逮捕されたラニエールは、ネクセウム内で秘密結社を運営。女性メンバーに自分のイニシャルの焼印を押し、恐喝するとともに性行為を強要していた。またこの事件を巡っては、女優アリソン・マックが、女性メンバーを勧誘した罪で起訴された。

両者とも、無罪を主張した。

今回逮捕されたブロンフマンらは性目的の人身売買の罪には問われておらず、ネクセウムへの勧誘や資金確保を支援するため、個人情報盗難、資金洗浄(マネーロンダリング)、ゆすりなどの違法行為に関与した罪に問われている。

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