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陸上=セメンヤ、裁定下るまで制限なしで競技可能

男性ホルモン値の高い女子選手の出場資格を制限する国際陸連(IAAF)の新規定を巡り、スイスの連邦最高裁に提訴したキャスター・セメンヤが、裁定が下るまで薬投与による制限を受けることなく競技に参加できることになった。ドーハで2018年5月撮影(2019年 ロイター/Ibraheem Al Omari)

[ローザンヌ(スイス) 4日 ロイター] - 男性ホルモン値の高い女子選手の出場資格を制限する国際陸連(IAAF)の新規定を巡り、スイスの連邦最高裁判所に提訴した陸上女子800メートルで五輪2連覇中のキャスター・セメンヤ(南アフリカ)が、裁定が下るまで薬投与による制限を受けることなく競技に参加できることになった。

セメンヤの弁護士が3日に声明で明らかにし、「これは女性アスリートの人権に根本的な影響を与える重要な訴訟」とコメント。最終判決が下される時期は示されていない。

一方、IAAFはスイスの連邦最高裁から一時保留の通知を受けておらず、現時点ではコメントを控えるとした。

IAAFは、性分化疾患の女性アスリートは男性ホルモンであるテストステロンの値が高く、それによって不公平な優位性を得ていると主張。女子の400メートル─1マイルの間の種目について、基準値まで下げることを求める新規定を導入している。

これに対し、セメンヤはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴したが、CASは先月IAAFの方針を支持してセメンヤの訴えを退けた。そのため、セメンヤはスイスの連邦最高裁に申し立てしていた。

セメンヤは今回の件ついて「スイスの裁判官の判断に感謝する。私の訴えが認められ、再び自由に走れるようになることを望む」と弁護士を通してコメントした。

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