[パリ 14日 ロイター] - 女子テニスのシングルスで通算23回の四大大会優勝を誇るセリーナ・ウィリアムズ(36、米国)は、全仏オープン(5月27日開幕)に出場する見通し。同選手のコーチ、パトリック・ムラトグルー氏が明かした。
ムラトグルー氏は14日、女子テニス協会(WTA)とのインタビューで「セリーナは全仏オープンで優勝を目指してプレーする。彼女には何事も可能。6年コーチを務めてきた今、自信を持ってそう言える」と述べた。
セリーナは今季クレーの大会ではプレーしていない。マドリードとローマでの大会は、準備不足で欠場した。
セリーナは3月、インディアンウェルズとマイアミでの大会では序盤に敗退。これについてムラトグルー氏は、同選手は出産後、復帰を急ぎ過ぎたと説明。「セリーナは体を作り上げなければならなかったが、4月末にはまだ準備ができていなかった」と語った。