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セブン&アイ、通期営業益見通し上方修正 内外ともコンビニ好調

 1月12日 セブン&アイ・ホールディングスは12日、2023年2月期の連結営業利益予想を前年比29.0%増の5000億円に上方修正した。写真は同社ロゴ。2017年12月、都内で撮影(2023年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 12日 ロイター] - セブン&アイ・ホールディングスは12日、2023年2月期の連結営業利益予想を前年比29.0%増の5000億円に上方修正した。従来予想は4770億円。円安で海外コンビニ事業の収益が上振れたほか、国内コンビニ事業もプライベートブランド(PB)商品「セブンプレミアム」などがけん引し、堅調に推移している。

IBESがまとめたアナリスト14人のコンセンサス予想では23年2月期の連結営業利益の平均値は4832億円だった。

23年2月期の営業収益(売上高に相当)は前年比35%増の11兆8120億円(従来予想は11兆6460億円)、当期利益は同32.8%増の2800億円(同2640億円)に上方修正した。同社は通期見通しをこれまで2回上方修正しており、今回で3度目となる。

この日発表した23年2月期の第3・四半期(累計)は、営業収益が前年同期比43.5%増の8兆8237億円、営業利益が同30.4%増の3948億円、当期利益が同34.2%増の2347億円と収益、利益とも過去最高となった。

国内コンビニで第3・四半期単独の既存店売上高が伸びたほか、海外のコンビニ事業もガソリンスタンド併設型コンビニ「スピードウェイ」の統合効果に加え、ガソリンなどの収益が好調だった。

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