[東京 25日 ロイター] - セブン&アイ・ホールディングスは、25日に開催した株主総会で井阪隆一社長の取締役選任案に対する賛成比率が76.36%だったと発表した。昨年の株主総会では94.73%だった。
一方、米投資ファンドのバリューアクト・キャピタルが提案していた4人の取締役候補は否決された。賛成比率は25.52―34.13%だった。
会社提案の取締役は、独自提案の5人を含めた15人全員が選任された。米国の議決権行使助言会社インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)とグラスルイスは、井阪社長を含む会社側の取締役選任議案に反対推奨していた。
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