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7&iHD、そごう・西武を米フォートレスに売却へ ヨドバシと連携

 11月11日 セブン&アイ・ホールディングスは11日、傘下の百貨店そごう・西武を米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループに売却すると発表した。写真はセブン&アイ・ホールディングスのロゴ。2017年12月、都内で撮影(2022年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 11日 ロイター] - セブン&アイ・ホールディングスは11日、傘下の百貨店そごう・西武を米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループに売却すると発表した。フォートレスは、ヨドバシホールディングスをビジネスパートナーとしてそごう・西武の再生を図るとしている。

譲渡価格は企業価値2500億円に純有利子負債などを調整して確定する。株式譲渡実行日は2023年2月1日を予定している。

セブン&アイは、事業ポートフォリオ見直しのなかで、そごう・西武の「ベストオーナー」の探索を続けてきた。フォートレスの有する不動産事業のノウハウや従業員の雇用維持の観点などから、譲渡を決めたという。

23年2月期の連結業績への影響は、現在精査中という。セブン&アイは、コンビニなど成長分野への経営資源の再投資や株主還元の充実化を図るとしている。

ムーディーズ・ジャパンVPシニア・アナリストの円城ディーン氏は「収益性の低い百貨店事業の売却は、利益率が改善され、資産売却資金が2021年度にSpeedwayを買収した際の有利子負債削減に充てられ可能性があるため、信用評価上ポジティブ」とコメントしている。

*システムの都合で再送します。

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