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原油価格80ドル割れなら米シェールオイルの3分の1が採算割れ=調査
2014年10月21日 / 05:43 / 3年後

原油価格80ドル割れなら米シェールオイルの3分の1が採算割れ=調査

[21日 ロイター] - 米バーンスタイン・リサーチは、原油価格が80ドルを切る水準まで下落した場合、米国のシェールオイル生産の3分の1は採算割れとなるとする試算結果を公表した。

 10月21日、米バーンスタイン・リサーチは、原油価格が80ドルを切る水準まで下落した場合、米国のシェールオイル生産の3分の1は採算割れとなるとする試算結果を公表した。写真は米カリフォルニア州の石油精製施設。10日撮影(2014年 ロイター/Lucy Nicholson)

国際エネルギー機関(IEA)は、採算性を維持するために原油価格が80ドルを上回る必要があるシェール田は4%程度と試算しており、今回の結果とずれがある。

一時115ドルの高値をつけた原油価格が下落の一途をたどり90ドルを割る水準で推移していることから、投資家や業界企業は生産プロジェクトの損益分岐点に注目している。

バーンスタイン・リサーチのアナリスト、ボブ・ブラケット氏は、北米のシェールオイル生産を網羅的に調査し、ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)CLc1が80ドルを切った場合、約3分の1が採算割れとなると結論した。

一方、IEAは、1バレル=80ドルを損益分岐点とする米国シェール田は4%程度と試算している。

ブラケット氏は「今回の試算はIEAも含め他の機関によるどの試算結果よりも精度が高いと考えている。そのような原油価格で採算性を維持できるプロジェクトは限られている」と述べ、試算結果への自信を示す。

ブラケット氏はその上で「原油価格は多くのシェール田が採算にあう水準まで戻すと予想している」と語り、現在の価格水準がほぼ底値に近いとの見方を示した。

北海ブレント原油先物LCOc1は20日、1バレル=86ドルを切り、WTICLc1も1バレル=82.71ドルで取引された。

米油田サービス大手のベーカー・ヒューズBHI.Nは16日、原油価格が1バレル=75ドルまで下落した場合、クライアントの間にプロジェクト見直しの動きが広がるだろうとの見方を明らかにしている。

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