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シャープが利益予想を上方修正、液晶関連回復で
2017年10月27日 / 07:57 / 1ヶ月前

シャープが利益予想を上方修正、液晶関連回復で

[東京 27日 ロイター] - シャープ(6753.T)は27日、2018年3月期の利益予想を上方修正した。業績をけん引する中小型液晶パネルや液晶テレビで売価ダウンの影響はあるものの、コスト削減や販売増が利益を押し上げる見通し。

 10月27日、シャープは、2018年3月期の利益予想を上方修正した。業績をけん引する中小型液晶パネルや液晶テレビで売価ダウンの影響はあるものの、コスト削減や販売増が利益を押し上げる見通し。写真は千葉で2日撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)

営業利益予想は前年比48.9%増の930億円(前回予想900億円)に、当期利益予想は690億円(前回予想590億円、前年は248億円の赤字)にそれぞれ引き上げた。

営業利益予想はトムソン・ロイターがまとめたアナリスト11人の予測平均879億円を上回る。

売上高予想は不確定な要素があるとして、前年比22.4%増の2兆5100億円で据え置いた。

2017年4─9月期は売上高が前年比21.3%増の1兆1151億円、営業利益が同513倍の405億円、当期損益は同454億円の赤字から347億円の黒字に転換した。当期利益はリーマン・ショック以前の2008年4─9月期を超える水準まで回復した。

特に液晶テレビなどのアドバンスディスプレイシステム部門の売上高が前年比45.9%増の5216億円と大きく伸びた。液晶テレビは中国で大幅に販売が拡大したほか、欧州やアジアでも売り上げを伸ばした。ディスプレイ事業は大手顧客向けを中心にスマートフォン用パネルやタブレット用中型パネルが好調に推移した。

液晶パネルの販売増などに伴い、アドバンスディスプレイシステム部門の営業利益は146億円の赤字から163億円の黒字に転換した。

会見した野村勝明副社長は「下期もこれまでの流れを止めることなく事業拡大を図り、着実に通期業績予想を達成する」と語った。

<安全・品質への影響ない>

同社のエアコンや冷蔵庫、液晶パネルの一部では神戸製鋼所(5406.T)が品質データを改ざんした銅管やアルミが使われている。これについて野村副社長は「確認したところ、安全・品質への影響なない」と語った。

*内容を追加しました。

志田義寧

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