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シャープの4800億円増資、発行済み株数2.4倍に
February 25, 2016 / 6:52 AM / in 2 years

シャープの4800億円増資、発行済み株数2.4倍に

[東京 25日 ロイター] - シャープ(6753.T)は25日、経営再建の支援を受ける台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業(2317.TW)などに対し第三者割当増資を実施、総額約4800億円を調達すると発表した。調達資金のほぼ半分を有機ELの技術開発・量産設備の投資などにあて、新たな事業展開を図る。

 2月25日、シャープは、経営再建の支援を受ける台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業などに対し第三者割当増資を実施、総額約4800億円を調達すると発表した。調達資金のほぼ半分を有機ELの技術開発・量産設備の投資などにあて、新たな事業展開を図る。写真は都内で撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

一方、第三者割当増資の実施で発行済み株式総数は現行の約2.4倍になり、大幅な希薄化は避けられない。

シャープは今回の増資で新たに約32億8195万株の普通株式を発行するほか、C種種類株を約862万株発行する。調達額は(手数料を除き)普通株で3825億円、種類株1017億円の、あわせて約4842億円。

    これらすべてを鴻海グループ4社が買い受け、議決権比率は66.07%になる。払込期間は普通株、種類株ともに6月28日から9月5日まで。

    今回の増資によって、シャープの発行済み株式総数は、昨年9月末時点に対し最大243.56%(議決権ベースで245.91%)と、大幅に希薄化する。シャープは、鴻海グループを割当先とする増資で事業基盤の安定化や企業価値の向上を期待しており、増資は「合理的」と判断したとしている。

    新たに発行される普通株の発行価額は1株あたり118円。シャープの過去3カ月間の終値平均値に対し12.1%低く、24日の終値に対しては32.2%低い水準。

    今回発行する普通株と種類株には譲渡制限がかかる予定。この場合、鴻海はシャープの株式を今後2年以内に他に譲渡する場合は、書面による同意が必要。種類株は鴻海精密工業が取得するが、他社に譲渡する際にも、シャープの取締役会の承認が必要になる。

    江本恵美

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