[台北/東京 12日 ロイター] - 台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業2317.TWの傘下企業である液晶パネル大手、群創光電3481.TWの段行建董事長は12日、シャープ6753.Tとの協力に意欲を示した。
同董事長はまた、シャープで新たなポストに就くため辞任すると表明した。
シャープは12日、鴻海の戴正呉副総裁が社長に就任する人事を発表した。
段董事長は、シャープの競争力強化に向けた支援のため同社に移る。鴻海は声明で、段董事長は群創光電とシャープの技術顧問に就くことを明らかにした。
董事長は記者団に対し、「私がシャープに移るのは群創光電とシャープにとってウィンウィン(双方に有益な関係)を築くためだ」と述べた。
群創光電によると、段行建董事長の後任には王志超総経理が就く。
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