June 23, 2015 / 3:36 AM / 5 years ago

シャープ株主総会、高橋社長が続投強調 退任要求相次ぐ

 6月23日、シャープの高橋興三社長は、大阪市内で開いた定時株主総会で、中期経営計画を達成するのが責任であり、このまま社長を続けると述べた。高橋社長は、先頭に立って株価回復に努めたいとの見解を示した。写真は、シャープの高橋社長、5月撮影(2015年 ロイター/Issei Kato)

[大阪市 23日 ロイター] - シャープ(6753.T)の高橋興三社長は23日、大阪市内で開いた定時株主総会で「私が中心になってまとめた中期経営計画をやり切るのが責任。このまま社長を続けていく」と強調した。質問に立った株主が退任を要求したのに答えた。

高橋社長は株主総会の冒頭、2015年3月期に2223億円の連結最終赤字を計上し、3年間に渡って無配が続いていることで、「株主の期待に応えられず、誠に申し訳なく深くお詫び申し上げる」と述べ、役員一同の起立とともに頭を下げて謝罪した。

延べ23人の株主が質問に立った。株主からは株価下落を追及する厳しい質問が出たほか、高橋社長の経営責任を追及する声が相次いだ。

同日午前の株価は160円まで下落し、前回の経営危機の2012年11月に147円を記録して以来の安値を付けた。高橋長は「シャープの株がこのような結果になってお詫び申し上げる。何としてももう1回復活するようにやっていきたい」と述べた。

退職金でシャープ株を買ったという1人の株主は「この状況に社長が居座るなど考えられない。社外から社長を呼んででもシャープを立て直してほしい」との厳しく追及した。これに対して高橋社長は、2015―17年度の3カ年の中期経営計画を完遂することが自身の「責任」と繰り返し強調し、退任を否定した。

一方で、今年2月から役員報酬を55%削減している高橋社長は「今回、続投するので、7月から9月までの3カ月は、役員報酬のカットを70%にする」と表明した。10月以降の役員報酬は今後検討するという。

大阪市内で午前10時に開始した株主総会は3時間23分で終了。昨年と一昨年の2時間23分を超えて、過去最長の開催時間だった。総会には1212人の株主が参加した。

総会では、5億円への減資、優先株による2250億円の資本増強を3分2以上の特別決議を承認したほか、高橋社長の再任を含む取締役13人の選任など、全ての議案を決議した。

*内容を追加します。

村井令二

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below