[東京 5日 ロイター] - 資生堂4911.Tは5日、前レノボ・ジャパン社長の留目真伸氏とリクシルCIO(最高情報責任者)の小和瀬浩之氏が7月1日付で入社すると発表した。留目氏はチーフストラテジーオフィサー(CSO)、小和瀬氏はグローバルICT副本部長兼ICT戦略・プラットフォーム部長に就く。
同社は、2018―20年の3カ年計画で「デジタライゼーションの加速・新事業開発」や「イノベーションによる新価値創造」を重点戦略に掲げている。両氏には、イノベーションの推進やグローバルなデジタル化加速に貢献してもらいたいとしている。
留目氏は、5月16日付でレノボ・ジャパンとNECパーソナルコンピュータ社長を退き、6月末まではエグゼクティブアドバイザーとして経営のサポートを行っている。一方、小和瀬氏は、花王の情報システム部門統括から14年1月にリクシルに転じ、CIOを務めてきた。
清水律子
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