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シンガポール中銀「金融政策スタンスに変更ない」、Sドル下落

 2月5日、シンガポール金融管理局(MAS)は、金融政策スタンスに変更はないと表明、中国の新型肺炎に伴い経済情勢が悪化すれば、必要に応じて政策を緩和する余地があるとの認識を示した。 写真はシンガポールで2013年2月撮影(2020年 ロイター/Edgar Su)

[シンガポール 5日 ロイター] - シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行)は5日、金融政策スタンスに変更はないと表明し、中国の新型肺炎に伴い経済情勢が悪化すれば、必要に応じて政策を緩和する余地があるとの認識を示した。

シンガポールのチャン・チュンシン貿易産業相は先月末、新型コロナウイルスによる肺炎が今年のシンガポール経済に影響を及ぼすことは避けられないとの見方を示した。[nL4N29W0JD]

一方、MASは声明で、シンガポールドルは政策バンド内の上限近くで推移していると指摘。「中国やシンガポールなどで新型コロナウイルスの感染が拡大し、経済情勢が悪化した場合、政策バンド内でシンガポールドルの名目実効為替レートの下落を容認する十分な余地がある」と表明した。

MASは昨年10月に3年ぶりに金融政策を緩和した。

MASは経済動向を注視しているとし、次回の政策の見直しは予定通り4月であることを確認した。

この声明が発表された後、シンガポールドルSGD=は対米ドルで0.8%下落し、昨年10月以来の安値をつけた。アジア新興国通貨の中で最も下げがきつい。

DBSのシニア為替ストラテジスト、フィリップ・ウィー氏は「(MASが)緩和に動くのではないかとの観測が一部で浮上する中、MASは何もしないでいる余地があるとのメッセージを送っている」と指摘。「しかし同時に、現時点で(新型コロナウイルスが)どんな影響をもたらすのか、全く明らかではない」と話した。

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