May 21, 2019 / 12:52 AM / 3 months ago

第1四半期のシンガポールGDPは前年比+1.2%、約10年ぶり低水準

 5月21日、シンガポール通産省が発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)改定値は前年比1.2%増と、速報値の1.3%増から小幅に下方改定され、市場予想の1.5%増も下回った。写真はシンガポールのビジネス街。3月に撮影(2019年 ロイター/Edgar Su)

[シンガポール 21日 ロイター] - シンガポール貿易産業省が21日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)改定値は前年比1.2%増と、速報値の1.3%増から小幅に下方改定され、市場予想の1.5%増も下回った。

製造業部門の落ち込みにより、成長率はマイナス1.7%を記録した2009年4─6月期以来の低水準となった。

第1・四半期GDPは、季節調整済み前期比年率では3.8%増と、速報値(2.0%増)から上方改定され、市場予想(2.3%増)も上回った。

建設部門は前年比ベースで過去10四半期で初めてプラスを記録した。一方、海外需要の減速により、前期比ベースで製造業部門はどのセクターよりも軟調となり、7.1%縮小した。

政府は通年の成長率見通しを1.5─3.5%から1.5%─2.5%に引き下げた。

コンティニュアム・エコノミクスのアジアリサーチ部門代表、Jeff Ng氏は「(米中間の)貿易摩擦を巡る不透明感は、過去2年間シンガポールが依存してきたセクターに既に影響を及ぼしている」と指摘。「現時点で見通しはかなり不透明だ」とコメントした。

貿易産業省の高官は記者会見で、中国経済の減速と米中貿易摩擦の問題が経済成長を圧迫すると指摘。電子機器の世界的な需要低迷は既に国内の製造業部門への打撃となっていると説明した。

「こうした厳しい国外の経済状況を背景に、シンガポール経済において国外に焦点を当てるセクターは今年減速が見込まれる」と述べた。

*内容を追加しました。

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