[シンガポール 28日 ロイター] - 28日に発表されたシンガポールの公式人口年次統計によると、同国の人口は今年、1950年以来最大の減少幅を記録した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う移動規制で外国人の渡航が減少したことが背景で、人口減少は2年連続、また1950年以来3度目の減少となった。
今年のシンガポールの人口(同国在住・在勤・在学の非永住外国人を含む)は4.1%減少して545万人となった。特に非居住者の人口は10.7%減少した。
シンガポールでも他の先進国同様、出生率低下と高齢化が進んでいる。政府はコロナ禍中、子どもを持つことを促すため一時金を支給するなどしている。
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