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シンガポール、第4四半期は前期比12.3%成長 貿易保護主義を警戒
2017年2月17日 / 00:47 / 9ヶ月後

シンガポール、第4四半期は前期比12.3%成長 貿易保護主義を警戒

[シンガポール 17日 ロイター] - シンガポール通産省が発表した2016年第4・四半期の国内総生産(GDP)改定値は、季節調整済みの前期比年率12.3%増、前年比2.9%増で、いずれも速報値(前期比9.1%増、前年比1.8%増)から上方改定された。製造業の急回復が寄与した。

 2月17日、シンガポール通産省が発表した2016年第4・四半期の国内総生産(GDP)改定値は、季節調整済みの前期比年率12.3%増、前年比2.9%増で、いずれも速報値(前期比9.1%増、前年比1.8%増)から上方改定された。製造業の急回復が寄与した。写真は夕方の通勤ラッシュアワーに、人々が駅に向かい列を成す模様。シンガポール金融街で2015年3月撮影(2017年 ロイター/Eggar Su)

しかし、通産省は、米トランプ政権が貿易の保護主義的姿勢を打ち出していることが、貿易が大きな比重を占めるシンガポール経済にとってリスクで、先行きは不透明感が強いとの認識を示した。

ロイターが集計したエコノミスト予想は前期比12.6%増、前年比2.5%増だった。

2016年の成長率も1.8%から2.0%に上方改定された。ただ主要貿易相手国の中国の需要減退が響き、15年の1.9%をわずかに上回るにとどまった。

通産省は声明で「保護主義的アプローチが標準となれば、世界貿易、ひいては世界の経済成長に悪影響が及ぶことになる」と指摘。17年の成長率については、従来の1.0─3.0%という幅をもたせた予想を維持した。

第4・四半期は、製造業部門が、前期比年率39.8%増加した。第3・四半期は同5.0%減だった。前年比では11.5%増加した。

DBS銀行のエコノミスト、アービン・シー氏は、成長サイクルの底は昨年第3・四半期だったとし、明らかに上向きかけている、との見方を示した。

ただ、貿易保護主義機運の高まりに加え、米利上げ加速観測もし、ナティクシス(香港)のエコノミスト、Trinh Nguyen氏は、「国内セクターは金利上昇、依然弱い不動産市場、個人の需要低迷の悪影響を受けるだろう」と指摘した。

*内容を追加します。

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