November 2, 2015 / 2:50 AM / 4 years ago

システィーナ礼拝堂のフレスコ画、新空調で今後修復不要に

 10月30日、システィーナ礼拝堂のフレスコ画は、昨年導入されたハイテクを駆使した最新の空調・照明設備により、今後は修復の必要がなくなる公算が大きい。ローマ法王庁(バチカン)の美術館担当者が明らかにした。写真は2013年3月14日代表撮影(2015年 ロイター)

[バチカン市 30日 ロイター] - ミケランジェロの作品を含む500年以上前に描かれたシスティーナ礼拝堂のフレスコ画は、昨年導入されたハイテクを駆使した最新の空調・照明設備により、今後は修復の必要がなくなる公算が大きい。

ローマ法王庁(バチカン)の美術館担当者は30日、技術・美術面からの調査結果を発表。「20年前の修復はまだ維持できている。したがって、われわれに必要なのは、現状の保存に焦点を合わせることだ」と述べた。

フレスコ画にとって、外から持ち込まれる埃や人間の汗、二酸化炭素は主要なリスクとなる。14年間の修復が完了した1994年当時の来場者は年間150万人程度だったが、現在その数は600万人に達しており、新たな保護技術が模索されていた。

1年前に導入した空調は空気をゆっくり動かす仕組みのほか、多数の隠しカメラやモニターで環境をチェックしている。

美術館担当者は、12月に始まる「慈しみの特別聖年」に伴って予想される来場者の増加にも対応可能とし「幸運にも間に合った」と述べた。

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