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三井住友FG、通期予想を上方修正 与信関係費用が下振れ

三井住友フィナンシャルグループは12日、2022年3月期の連結純利益予想を6700億円に上方修正した。従来は6000億円を見込んでいた。写真は都内で2017年1月撮影(2021年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

[東京 12日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループは12日、2022年3月期の連結純利益予想を6700億円に上方修正した。従来は6000億円を見込んでいた。与信関係費用の通期見通しを従来の3000億円から2000億円に引き下げた。

会見した太田純社長は、与信関係費用の下振れにより通期目標を上方修正したと説明した。上期の与信関係費用は267億円と、前年同期の2002億円から大幅に改善した。実際には1000億円程度発生したが、約700億円の戻入益があった。

下期についても「与信関係費用が大きなポイントとなる」と発言。通常の1000億円に加え、数件の大口懸念先で700億円ほどを見込んでいるとした。

そのほか、新型コロナウイルス、資源価格、経済安全保障、グローバルサプライチェーンなどのリスク要因を見据えて経営する必要があると語った。

傘下のSMBC日興証券では、同社と社員が金融商品取引法違反の疑いで証券取引等監視委員会の調査を受けており、同社が社債の引き受け主幹事から外される事例も起きている。太田社長は「親会社として申し訳ない」と謝罪した上で、業績に与える影響については現時点で想定できないとした。

2021年4―9月期の連結純利益は、前年同期比68.8%増の4560億円だった。連結粗利益は3.9%増の1兆4312億円、連結業務純益は6.3%増の5860億円となった。中間配当は1株当たり105円、年間配当予想は210円としている。

IBESがまとめたアナリスト11人による通期連結純利益の予想平均値は6738億円。

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