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三井住友FGがインドネシアの銀行株減損、600億円の損失計上へ
October 22, 2015 / 7:12 AM / 2 years ago

三井住友FGがインドネシアの銀行株減損、600億円の損失計上へ

[東京 22日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループ(8316.T)は、三井住友銀行が40%を出資するインドネシアの商業銀行、BTPN(BTPN.JK)の株式を減損処理する。2015年4―9月期決算で約600億円の損失を計上する見通しだ。複数の関係者が22日、明らかにした。

 10月22日、三井住友フィナンシャルグループは、三井住友銀行が40%を出資するインドネシアの商業銀行、BTPNの株式を減損処理する。2015年4―9月期決算で約600億円の損失を計上する見通しだ。都内で2012年5月撮影(2015年 ロイター/Yuriko Nakao)

インドネシア経済の不振により、BTPNの株価は三井住友銀が取得した価格を大幅に下回っていることから、減損に踏み切る。三井住友は約1500億円を投じ、13年から2回に分けてBTPNの株式を40%取得し、筆頭株主となった。1株6500ルピアIDR=で取得したものの、足元の株価は3000ルピアを切る水準に下落している。

三井住友はアジア地域での基盤強化を掲げ、BTPNやベトナムの商業銀行、エグジムバンクなどに出資してきた。

    ただ、インドネシアはアジアの中でも中国経済や資源への依存度が高く、中国経済の失速と資源価格の下落に伴い経済は低迷している。

    BTPN株の減損処理に関し、三井住友FGは「決算集計中に付き、コメントは控える」(広報部)としている。

    三井住友のほか、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306.T)やみずほフィナンシャルグループ(8411.T)も、新興国の成長を取り込もうとアジア各国でエクスポージャーを拡大しており、新興国経済の不振がさらに深まれば、今後邦銀の経営に影響が拡大する恐れもありそうだ。

    布施太郎 編集:田巻一彦

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