[バルセロナ 27日 ロイター] - サッカーのスペイン1部、バルセロナ主将のアンドレス・イニエスタ(33)が27日、16年間にわたり活躍した同クラブを今季限りで退団すると発表した。
イニエスタは12歳で下部組織へ入団して以来バルセロナ一筋でプレーし、これまでにリオネル・メッシと並ぶクラブ最多通算31のタイトルを獲得。今季の国内リーグ優勝も目前となっている。今季は主力の1人としてプレーしているが、通常は90分フル出場していなかった。
同選手は会見で「バルセロナのためにすべてを出し切った。退団する時が来たのだと思う」と述べた。長い時間熟考した結果の結論であり、「私は自分自身をよく知っている。これまでのようにすべてを捧げられなくなったら満足できないだろう」と説明した。
また、退団後についての詳細は明らかにしなかったが、「バルセロナと戦うチームには行きたくないと常々言ってきた」と話した。スペインのメディアは、中国スーパーリーグの重慶への移籍が濃厚だと報じている。
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