[26日 ロイター] - ドイツ1部ブンデスリーガのケルンは26日、国際サッカー連盟(FIFA)から科された移籍禁止処分について、クラブによる異議申し立てを受けて、スポーツ仲裁裁判所(CAS)が一時保留としたことを発表した。
ケルンは、リュブリャナ(スロベニア)に所属していた当時16歳のスロベニア人選手に対し、2022年1月に契約を破棄してケルンに加入するよう促したとして、FIFAから5万1750ユーロ(約780万円)の罰金と今後2回の移籍期間での選手獲得を禁止する処分を受けた。また、当該の選手にも4カ月間の出場停止処分が科されていた。
ケルンによると、この選手に対する処分も一時保留になったという。同クラブは、選手がリュブリャナを去ったのは「数々の契約違反」が原因であり、前所属チームを離れるよう煽ったわけではないと主張している。
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