[キエフ 23日 ロイター] - サッカーのスペイン1部、レアル・マドリードのジネディーヌ・ジダン監督は23日、今週末の欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝戦を前に自身の「監督哲学」を語った。
ジダン監督は2016年1月に就任して以来、8つのタイトルを獲得。CLで3連覇を達成すれば監督としては同大会初の快挙となる。
ジダン監督は「私は18年間選手として生活し、多くの指導者、多くの素晴らしい選手ら、そして多くのエゴに対応してきた。ロッカールームがどんなところかよく分かっているし、選手の脳裏を何がよぎっているかについても理解している」と述べた。
さらに、「私は最高の指導者でも、最高の戦術家でもないが、別のものを持っている。それは情熱と希望であり、何よりも価値があるものだ」と続けた。
元レアルMFのクリスティアン・カランブー氏はロイターに対し、「彼は勤勉で負けず嫌いで完璧を求める人間」とコメント。「レアルを見ていると彼がクオリティーを求めていることがよく分かる。うまいパス、適切なポジション取りなどに彼の影響が出ている」と述べた。
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