[バルセロナ 21日 ロイター] - スペインの地方裁判所は21日、性的暴行容疑で拘留中の元ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(39)の保釈請求を棄却したと発表した。
アウベスは1月、スペインの高級ナイトクラブで性的暴行を受けたとする女性から被害届を受け、同20日に保釈金なしで勾留された。警察は現在も捜査中で、アウベスは容疑を否認している。
アウベスの弁護士はパスポート引き渡しや電子タグ装着を条件に保釈を求めたが、裁判所は、直面している重罰や不正行為の証拠などから逃亡のリスクが高いとして認めなかった。
アウベスはスペイン1部バルセロナ時代に、6回のリーグ優勝と3回の欧州チャンピオンズリーグ制覇に貢献。昨年6月に退団し、翌7月からメキシコ1部プーマスUNAMでプレーしていたが、同クラブはアウベスの即時契約解除を発表した。
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