[20日 ロイター] - サッカーのイングランド・プレミアリーグ、トットナムは韓国人FW孫興民(30)がオンライン上で人種差別被害に遭ったことを受け、交流サイト(SNS)の運営企業に対策を求めた。
韓国代表主将である孫は19日、ホームでのウェストハム戦の後半に途中出場。チームの2点目を決めた。試合はトットナムが2─0で勝利し、孫はマンオブザマッチに選ばれた。
トットナムは試合後、「今日の試合で孫興民がオンライン上でひどい人種差別を受けたことが明らかになった」とツイート。「われわれは彼を支えながら、改めてSNS企業と当局に行動を起こすよう求める」とコメントした。
孫は昨年8月、敵地でのチェルシー戦でも人種差別被害に遭った。これを受け、チェルシーはシーズンチケット保有者を1人、無期限で入場禁止とした。
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