[ローマ 20日 ロイター] - サッカーの欧州選手権(ユーロ)は20日、各地で1次リーグの試合を行い、A組のイタリアはウェールズを1─0で下し、同組首位通過を決めた。
すでに勝ち上がりを決めていたイタリアは、主要大会では同国史上最多タイとなる8人のスタメン入れ替えで臨んだが、前半39分にマッテオ・ペッシーナのボレーで先制。ウェールズは後半に退場者を出したこともあり、無得点で敗れた。
同組のもう1試合では、スイスがトルコに3─1で勝利。この結果、ウェールズとスイスが勝ち点4で並んだが、得失点差で2位に入ってウェールズがベスト16に進んだ。
ロベルト・マンチーニ監督率いるイタリアは30試合無敗となり、1935年から39年にかけて記録した歴代最多の数字に並んだ。また、11試合連続無失点となっている。
試合後、マンチーニ監督は「うれしいが、グループステージが終わると新たな欧州選手権が始まる。ここからまた違った戦いになる」と語った。
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