[パリ 19日 ロイター] - サッカーのフランス1部は19日、各地で試合を行い、首位パリ・サンジェルマン(PSG)はホームでリールとの点の取り合いを4─3で制した。勝ち点を57に伸ばし、2位マルセイユとの5ポイント差をキープした。
PSGは前半11分、けがから復帰して初スタメンとなったキリアン・エムバペが個人技で先制弾をマーク。その6分後にはネイマールがクロスを押し込んでリードを広げた。しかし同24分にリールに1点を返されると、後半序盤に2失点して2─3と逆転を許した。
ビハインドを背負ったPSGだったが、後半42分に左サイドでの崩しからエムバペが起死回生の同点ゴール。そして後半アディショナルタイム、ペナルティーエリア付近でFKのチャンスを得ると、リオネル・メッシが直接ゴールにたたき込み、劇的な逆転勝利を飾った。
2得点のエムバペはプライムビデオに「素晴らしい試合ではなかったし、ミスが多かった。しかし、いい状況でないときでも、自分たちはそれを切り抜けられるということを証明した。われわれは他とは違うチームで、いつでも切り開いていける」と自信を示した。
トゥールーズのオナイウ阿道はホームのマルセイユ戦で後半38分からプレーし、同41分にゴールを決めたが、試合は2─3の敗戦だった。
南野拓実の所属するモナコは敵地でブレストに2─1で競り勝った。南野はベンチ入りしたものの出番はなかった。
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