[モスクワ 25日 ロイター] - ロシアのビタリー・ムトコ副首相は25日、ロシア・サッカー連合の会長職から暫定的に離れると述べた。
ロシアの国ぐるみのドーピング問題を受けて、国際オリンピック委員会(IOC)は今月、ムトコ氏を五輪から永久追放とした。同氏は26日、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に不服申し立てを行う予定。
ロシアの複数の通信社が報じたところによると、ムトコ氏は「6カ月間にわたりロシア・サッカー連合での業務を停止する」と明かしたという。
IOCは今月、ロシアがドーピングシステムにおいて「前代未聞のシステム操作」を行った証拠が見つかったとして、2018年平昌冬季五輪へのロシアの参加を禁止する処分を下した。
ロシアでは来年、サッカーのワールドカップが開催される。